国際アンデルセン賞画家賞イーゴリさんも審査員!国際交流基金モスクワと「絵本の表紙コンクール」開催

2020年は国際児童図書評議会の世界大会が9月にモスクワで開催される予定でした。しかしコロナで2021年に延期され、参加を予定していたマイティブックのまついきみこはショック!そして、ロックダウンになってしまったロシアで子どもたちのために何かできないかと、国際交流基金モスクワと一緒に交流基金公式YouTubeで日本の子どもの本を読んで紹介する活動を始めました。(動画サイトで紹介した本は、各出版社に使用許可をいただいています)

そして、そのお話をYouTubeから聞くだけでなく、ロシアの子どもたちにもアクションを起こしてもらいたいと、お話を聞いて「絵本の表紙」を作るコンクールを考えました。

その想いに共感していただいた、はせがわゆうじさん、井上あずみさん&ゆーゆ、森の五重奏団 をはじめ、他たくさんの皆さまのご協力、そしてロシア側ではこのコンクールの審査員に角野栄子さんと同じ時に国際アンデルセン賞を受賞したイーゴリ・オレイニコフさんやロシアの子どもの本を代表する作家の皆さんが参加してくれました。

このコンクールで、たくさんのロシアの子どもたちに「本のつばさ」が生まれれば嬉しいです。審査発表は2021年5月。お楽しみに!


―国際交流基金モスクワ文化センター主催―

日本のお話 絵本の表紙作りにチャレンジ
<テーマ作品> 『てぶくろをかいに』

作:新美南吉/絵:はせがわゆうじ

読み聞かせ:井上あずみ&ゆーゆ/演奏:森の五重奏団

日本のお話「てぶくろをかいに」の絵本の表紙を作ってみませんか?

当センター公式You tubeに掲載した読み聞かせ「てぶくろをかいに」をテーマに、絵本の表紙コンクールを実施します。

日本語の朗読をジブリソングでおなじみの井上あずみさん&実娘で歌手のゆーゆさん、お話イラストをイラストレーターのはせがわゆうじさん、お話と朗読に合わせた演奏を森の五重奏団で、2020年10月1日に日本で開催された「森のコンサート」で使用した映像と音源を有限会社ドレミおよび関係各位のご厚意でご提供いただきました。日本側のコーディネーターとして、マイティブック社にご協力いただき、下記要綱でコンクールを実施いたします。

【テーマ】「てぶくろをかいに」 

読み聞かせ(ロシア語字幕付き)

作:新美南吉/絵:はせがわゆうじ

朗読:井上あずみ&ゆーゆ/演奏:森の五重奏団

https://www.youtube.com/user/JFMoscowOffice/videos


【掲載開始/作品募集期間】2020年12月20日~2021年3月末

【応募条件】「てぶくろをかいに」のお話を絵本にして発行したことを想定した表紙を作成してください。

(1)表紙に入れる内容 

  ❶題名『てぶくろをかいに』

  ❷作:新美南吉/絵:はせがわゆうじ、

  ❸出版社名(自分で考えた出版社名 ※ロゴを入れてもよいです)

(2)はせがわゆうじさんのイラストを使うのではなく《自分で描いた登場人物》で作ること。

(3)大きさはA4サイズ

(4)応募は一人1作品のみ

(5)フォーマット(ダウンロード/ロシア語のみ)に必要事項を記載してお送りください。

(6)送付方法/下記メールアドレスまでお送りください。フォーマットはJPEGでお願いします。

   risuemoblojku@gmail.com

【結果発表】2021年5月上旬、当センターホームページにて発表します。

 ●はせがわゆうじ賞
 ●井上あずみ&ゆーゆ賞
 ●カスチョール賞
 ●本のつばさ賞<子ども:3歳から6歳の部>
 ●本のつばさ賞<子ども:7歳から12歳の部>
 ●本のつばさ賞<子ども:13歳から17歳の部>
 ●本のつばさ賞<大人の部:18歳以上>
 ●イーゴリ・オレイニコフ賞
 ●アナスタシア・アルヒーポヴァ賞
 ●外国文献図書館児童書センター賞
 ●国際交流基金モスクワ賞


【審査員】

 日本側審査員

<はせがわゆうじ賞>

はせがわゆうじ/イラストレーター。名古屋生まれ、名古屋芸術大学卒。絵本のみならず、母子手帳や、教科書の表紙、郵政省、日本生命・大阪ガス・ホンダなどのCM、NHK「みんなのうた」でのイラストと様々な分野で活躍中。

<井上あずみ&ゆーゆ賞>

井上あずみ/スタシオジブリ・宮﨑駿監督作品「天空の城ラピュタ」ED挿入歌「君をのせて」に抜擢。「となりのトトロ」では「さんぽ」「となりのトトロ」「おかあさん」「まいご」など主題歌・イメージソングを数多く歌う。その他、学校教科書掲載曲「ビリーブ」、NHKみんなのうたテーマ曲「ハーモニー」など誰もが親しむ歌も多く歌う。海外でも人気が高く2015年は中国・北京に始まり、台湾、ロシア・サンクトペテルブルグ、フランス・パリJAPAN EXPOと海外公演にも積極的に取り組む。

ゆーゆ/井上あずみの実娘。7歳でNHKみんなのうた「6さいのばらーど」で歌手デビュー。番組にリクエストか殺到し、異例の7ヶ月連続再放送のヒット曲となる。同年6月にはワタナベフラワーとのユニットで異例の2年連続NHKみんなのうたオンエアとなる「タン・タン・タン」をリリースしYouTubeでは10ヶ月で60万回再生される大ヒットとなった。現在はロックバンド「マグロニカン」でも活動中。

<カスチョール賞>

田中泰子/ロシア児童文学の翻訳家、大阪外国語大学名誉教授、「カスチョール」発行責任者。

田中友子/ロシア絵本、ロシアアニメ研究文学研究。京都芸術短期大学卒業後、全ロシア映画大学で学ぶ。帰国後「カスチョール」の編集に携わり、絵本の分野を中心に優れたロシア作品の紹介に務める。

※「カスチョール」は、ロシアの児童文学・文化を通して日本の子どもの文化を考える<カスチョールの会>が1991年から発行する雑誌です。ロシア文学研究者や翻訳者ほか多くの児童文学関係者の交流の場となってきました。しかし会の体制変化などから、「カスチョール」は惜しまれながらも次号35号で終刊を予定しています。本賞は、この日露の児童文学交流に多大なる貢献をした「カスチョール」の冠を持つ賞です。

<本のつばさ賞>

村山隆雄/聖徳大学文学部教授。元国立国会子ども図書館館長。1973年国立国会図書館入館し、IFLA/PACアジア地域センター長、国際子ども図書館長、調査及び立法考査局長などを経て退職。2010年国際協力機構(JICA)のシニアボランティアとしてネパール国立図書館で活動。2013年から聖徳大学文学部教授。2019年瑞宝中綬章を受章。<図書館の目から>

百々佑利子/児童文学研究者、翻訳家。日本女子大学家政学部児童学科教授を2011年定年退任。2010年3月10日創刊の国際児童図書評議会(IBBY)機関誌『Bookbird』の初の多言語版『ブックバード日本版』の初代編集長としても活躍。<児童文学研究者、翻訳者の目から>

杉原 麻美/淑徳大学人文学部准教授。大手出版社の雑誌編集長を務めた後、出版メディアを通じた現代表現学の研究のため現職に。キャンパスのある板橋区が「絵本のまち板橋」を掲げており、子どもの本の造形や表現に関する研究を行っている。<出版の目から>

南平かおり/日露比較児童文学研究者。早稲田大学第一文学部ロシア文学専修卒業後、3 年間児童文学専門出版社に勤務。2000年同大学大学院文学研究科博士課程満期退学後、非常勤講師として早稲田大学、津田塾大学に勤務。<日露児童文学研究の目から>

まついきみこ/子どもの本の出版社マイティブック代表。絵本作家シーナ・タノ、子どもの本と教育環境ジャーナリストとして活動中。<児童文学作家&子どもの本ジャーナリストの目から>

ロシア側審査員

<イーゴリ・オレイニコフ賞>

イーゴリ・オレイニコフ/画家・イラストレーター。1953年ロシアのモスクワ州リュベルツィ生まれ。1979年からアニメーション・スタジオでアニメ制作を経て、児童雑誌や本の挿絵を手がけ、イラストレーターとしても活躍する。2008年から絵本制作を始め、重厚なガッシュを使って描かれたイラストと、映画のような構成が独特の世界を生み出す。2012年にIBBYオナーリストに選ばれ、2018年には国際アンデルセン賞画家賞を受賞。

<アナスタシア・アルヒーポヴァ賞>

アナスタシア・アルヒーポヴァ/画家・イラストレーター。モスクワ生まれ。スーリコフ名称モスクワ国立アカデミー芸術大学卒業。アンデルセンやグリム兄弟の挿絵を手掛ける。2014年からストロガノフ名称モスクワ芸術工科アカデミー准教授。2018年からIBBY副会長。

<外国文献図書館児童書センター賞>

オリガ・ミャエオツ/外国文献図書館児童書センター所長。翻訳家。スカンジナビア文学研究者。文芸評論家。ブダペスト生まれ。レニングラード国立大学文学部スカンジナビア学科で学ぶ。英語、ドイツ語、スウェーデン語、ノルウェー語、デンマーク語の児童書の翻訳多数。ウルフ・スタルク「おねえちゃんは天使」の翻訳で、IBBYオナーリストに選ばれる。

SPECIAL THANKS

【読み聞かせ演奏】

森の五重奏団

https://mori-no-orchestra.jp/

黒田聰(フルート)/神奈川県出身。6歳からフルートを始める。2005年東京藝術大学音楽学部器楽科卒業後渡独、2007年ドイツ・シュトットガルト国立芸術大学卒業。第52回全日本学生音楽コンクール東京大会奨励賞受賞。第6回別府アルゲリッチ音楽祭にオーケストラメンバーとして参加。現在はソロ、室内楽、オーケストラ等で活躍。アンサンブル団体「Musica Essence」、木管アンサンブル「ソシエテ」、「森の五重奏団」メンバー。ムラマツレッスンセンター講師。

田渕哲也(オーボエ)/宇都宮短期大学附属高校音楽科を経て東京芸術大学音楽学部器楽科オーボエ専攻卒業。東京文化会館新人音楽家オーディション合格、同会館デビューコンサート出演。第2回浜松国際管楽器フェスティバルに於いて新人演奏会出演。現在、演奏の傍ら後進の指導にも力を注いでいる。洗足学園音楽大学専任講師、宇都宮短期大学、同附属高校音楽科、新潟中央高校音楽科非常勤講師。MCFとちぎオーケストラ、アンサンブル「イヴローニュ」「森の五重奏団」オーボエ奏者。

大藤豪一郎クラリネット/洗足学園音楽大学卒業。日墺文化協会主催のオーディションに合格しフレッシュコンサートに出演、奨励賞受賞。2017年ジャパンフェスティバルオーケストラの首席クラリネット奏者としてサウジアラビア公演に、2019年「ファミリーコンサート」オーケストラで聴くジブリ音楽の中国ツアー(上海・北京公演)などに参加。東京スカイラインオーケストラ首席クラリネット奏者、森の五重奏団・森の合唱団プロデューサー/クラリネット奏者。文化庁「文化芸術による子供の育成事業~芸術家の派遣事業」講師。

伊東輝道(ホルン)/福島県郡山市出身。武蔵野音楽大学卒業。2004年、第7回長江杯国際音楽コンクール優秀賞受賞。日本ホルン協会ホルンフェスティバル2008及び2009の模擬オーケストラオーディション低音奏者部門にてそれぞれ次点(第2位)。現在、(一財)太田市文化スポーツ振興財団・おおた芸術学校講師/おおたアカデミーオーケストラホルン奏者。また、ブラスバンド「Jellyfish Brass Plop」のホルン奏者としてアルバム2枚をリリース。東京都選定ヘブンアーティスト。元・日本ホルン協会常任理事及び事務局長。山野楽器ヤマノミュージックサロン銀座講師。

中澤美紀(ファゴット)/三重県出身。東京音楽大学卒業、同大学研究生修了。練馬文化センター主催オーディション優秀賞、東京ニューシティ管弦楽団と共演。第15回日本管打楽器コンクール第4位入賞。東京文化会館新進音楽家デビューコンサートオーディション室内楽部門合格、リサイタルに出演。2002年チェコ、プラハに留学。帰国後ソロリサイタルを開催する。現在フリーのファゴット奏者として東京のオーケストラを中心に客演主席での出演の他、室内楽や後進の指導など幅広く活躍している。


【運営・主催】 国際交流基金モスクワ日本文化センター

【日本でのお問い合わせ】 株式会社マイティブック info@mightybook.net