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ブックバード日本版(デジタル版・紙版の両方)と日本版記事の英語版「HONTSUBA」の販売は富士山マガジンサービスで行っています。
(2009年12月01日発売)
子どもの本というと、「ふわふわと暖かい」、「子どもが元気になる」、「誰でも楽しんで読める」、そんな声が聞こえてきそうですし、そのイメージは子どもの本として間違いありません。しかし、「なぜ子どもの本はそんなイメージなのか?」そして「本当にそのイメージなのか?」、子どもの本は手渡す大人が、日々変化する社会を通して深く考えていかなければならないと思います。
子どもの本は、子どもにとって楽しいものであることはもちろんですが、これからはもっと世界中の人たちと仲良く生きていくための本が必要です。そのために、世界の児童文学をちょとアカデミックに考えるための情報が日本語で提供できればと「ブックバード日本版」をBookbirdの多言語版として世界で初めて2010年に創刊しました。残念ながら、さまざまな困難があり日本語版は現在は休刊中ですが、英語版は、ジョンズ・ホプキンズ大学 の出版部から購入できます。
ただ、息の長い子どもの本の世界では、バックナンバーのコンテンツであっても知的好奇心を刺激します。これからの日本の子どもたちのために、絵本や児童文学をちょっとアカデミックに知りたい皆さまには「ブックバード日本版」を是非読んでいただければと思います。