はね

思春期の子どもたちに贈りたい、国際アンデルセン賞2014年画家賞ホジェル・メロ氏と2016年作家賞曹文軒氏の描いた世界観。

「はね」

● 作 :曹 文軒(ツァオ・ウェンシュエン)

● 絵 :ホジェル・メロ
● 訳 :濱野京子
● 出版年月 :2015年8月31日
● ISBNコード :ISBN978-4-902617-34-4
● 価格 1,944円(税込)(本体価格1,800円)

この絵本『はね』は、大人の世界の入口で、戸惑い悩んでいる

大きな子どもたちへの「心の物語」。

小さな子どもたちには、悲しみの先の希望を

大人の読み聞かせで、見つめてもらいたい「心の物語」。

1枚の「はね」が自分は何の羽なのかを知りたいと願い、自分を探す旅を始める絵本で、中国で出版されました。世界77カ国が加盟するIBBY(国際児童図書評議会)が主催する小さなノーベル賞と称される国際アンデルセン賞に、2016年に中国から初めて受賞した作家 曹 文軒(ツァオ・ウェンシュアン)さんと、2014年に国際アンデルセン賞の画家賞を受賞したブラジルの画家 ホジェル・メロさんの絵本です。IBBYが世界の子どもに推薦するブックリスト「オナーリスト」に選ばれた、児童文学作家 濱野京子さんが翻訳をしました。

<お詫び>

『はね』第1刷(2015年8月)の表紙カバーの袖に、国際アンデルセン賞の紹介文を掲載しております。こちらに、日本から最初の受賞者である赤羽末吉さん(画家賞・1980年)のお名前が入っておりませんでした。大変申し訳ございません。大好きな赤羽さんを入れ忘れたこと、反省とともに謹んでお詫び申し上げます。

また、角野栄子さん(作家賞・2018年)も、本書発行後に国際アンデルセン賞を受賞されています。

<作者紹介>


作:曹 文軒(Cao Wenxuzn:ツァオ・ウェンシュエン)

1954年、中国江蘇省塩城生まれ。作家。北京大学教授。生まれ育った江蘇省水郷地帯の農村を舞台にし、本当の豊かさや心の強さについて考えを深める作品を数多く発表。邦訳絵本に『サンサン』(てらいんく)、『よあけまで』(童心社)テヘラン国際映画のゴールデンバタフライ賞、2016年の国際アンデルセン賞の作家賞を受賞。1992年9月にNHKの番組「アジアからの発言」に出演。1993年から1995年まで東京大学の客員教授。


絵:ホジェル・メロ(Roger Mello)

1965年、ブラジルの首都ブラジリア生まれ。イラストレーター。作家。国立リオ・デ・ジャネイロ大学でデザインを学んだ後、イラストレーターとして活動を始める。2011年ドイツ青少年図書館、2014 年に日本のいわさきちひろ美術館など世界各国で個展を開催し活躍中。過去2回、国際アンデルセン賞画家賞のファイナリストに選ばれ、2014年に3度目のノミネートでブラジル人として初めての受賞を果たす。これまで200 冊以上の本が出版されている。

翻訳:濱野 京子(Hamano Kyoko)

1956年熊本県生まれ。中国の輸入書籍を扱う会社で勤務しながら執筆活動を行い2006年にデビュー。2008年に出版された『フュージョン』(講談社)で、2009年JBBY 賞を受賞し、国際アンデルセン賞を主催する国際児童図書評議会(IBBY)の「2010年オナーリスト」に選ばれる。同年『トーキョー・クロスロード』(ポプラ社)で第25回坪田譲治文学賞受賞、その後も現代の子どもたちに支持される多数の作品を発表。本書は初めての翻訳となる。https://718jingzi-b.cocolog-nifty.com/blog/