東日本大震災から10年の記憶と記録     デンマーク「希望の絆」

2021年03月11日

デンマーク国旗刺繍のがま口

東松島ステッチガールズ応援商品第二弾の販売です。 マスクケースに引き続き、今回はコロンとしたがま口。 デンマーク国旗のクロスステッチが可愛いです。 通常のステッチガールズ商品の中でも人気が高いカタチです。 https://stitchgirls.theshop.jp/ 2200円(税・送料込み)です。 手仕事で仕上げるクロスステッチなので、同じデザインでも、ひとつひとつが一点モノです。気長にお待ちいただければと思います。 ※サンプル展示で、裏面の布違いも展示していましたが、お届けは両面リネンになります。刺繍は表だけになります。 【お支払い】 サイトからのクレジット支払いでお願いします。 【送料】 無料/お申込み画面の送料で、≪【デンマーク国旗刺繍】がま口専用無料配送≫を選択してください。※商品はポストに投函になります。 【返品】 受注生産のため返品は、不具合や不良品を除き不可となります。 ■サイズ 高さ:12㎝(口金~底まで) 幅:12㎝(最大のところ) 底まち無し ■素材 リネン100% (刺繍糸:綿100%) 内布 コットン100%       

2,200

デンマーク国旗のマスクケース

【納品】 7月下旬から84月に、マイティブックからお届け予定です。 【お支払い】 サイトからのクレジット支払いでお願いします。 【送料】 無料/《デンマーク国旗マスク送料無料》 日本郵便(ポスト投函)を選択してください。受け取りが必要な場合は、佐川急便で送料別(400円)になります。 【返品】 衛生用品のため返品は、不具合や不良品を除き不可となります。 ■素材 リネン100%(刺繍糸:綿100%)、リネン内側:コットン ホック:プラスチック ボールチェーン:スチール ■サイズ 約 縦11.5cm×横12.8cm(折り畳み時) 約11.5cm 25.9cm(広げた時)

2,000

    東日本大震災から10年の節目として、デンマークのフレデリック皇太子の2度の東松島訪問や国内外のデンマークに関係する人々が行った支援活動を日本デンマーク協会の企画・編集でまとめた書籍『デンマーク「希望の絆」』を2021年3月11日に発行しました。

    ●童話の国デンマークとデンマークに関わる人々が被災地に届けた希望の復興支援●

    東日本大震災直後の3月末、混乱の中で駐日デンマーク大使が現金を抱えて東松島市へ。2011年6月にはフレデリック皇太子が来日し、東松島の子どもたちとフットサルで交流...。そして、フレデリック皇太子は2017年に再び東松島市へと、デンマークと東松島市の「希望の絆」は今でも固く結ばれています。この他、日本デンマーク協会に関係する、企業や学校、様々な人々が社会貢献の枠を超え東北各地で復興支援活動に取り組みました。

    東日本大震災から10年の記憶と記録

    デンマーク「希望の絆」

    野口 武 取材・文

    日本デンマーク協会 企画・編集

    ISBN978-4-902617-35-1

    価格 1980円(税込み)

    判型:A5サイズ/本文208ページ

    発行:2021年3月11日

    【以下の書店では店頭販売しています】

    ●おいかわ/宮城県東松島市矢本栄町41/電話:0225822309

    ●ブックセンター湘南矢本店/宮城県東松島市小松字上浮足43(イオン)/電話 :0225843065

    ※その他の書店はお取り寄せになりますので、書店でご確認ください。

    ※アマゾン他、ネット書店からも購入できます。

    第1章では...

    なぜデンマークはそれまで交流のなかった、東松島市の復興支援を始めたのか?

    デンマークは東日本大震災後、日本の赤十字や被災した自治体へ義援金や物資など総額約3億円以上を届けるなど、積極的な復興支援を行っています。

    中でも東松島市には、被災した子どもたちへの支援を目的にした基金設立の資金など、約1億円を寄付しています。また、デンマークの次期国王になられるフレデリック皇太子は震災後2度東松島市を慰問に訪れ、地元の子どもたちと交流をしました。

    このデンマークと東松島の関係は、未曽有の災害の中での偶然の出会いや誠意から生まれた奇跡でした。「希望の絆」が結ばれた当時の様子や今の姿を、ライターの野口武が東松島でインタビューしています。

    2章からは...

    支援する!じゃないの。みんなで助け合うの...。それが、幸せの国デンマーク流

    日本中から、「自分に何かできないか」という復興支援の声が上がった東日本大震災。その声は遠いデンマークにも届きました。そして、東日本大震災はボランティアの取り組みが、どれほど大切な力になるかを心に根付かせた震災でもあります。日本デンマーク協会会員の活動も多方面に及び、アーティスト、学校、企業のボランティアの取り組みをインタビューでまとめています。

     

    <コンテンツ内容>

    はじめに ......

    2011年3月11日の記憶とデンマークとの絆 日本デンマーク協会 会長 佐野利男


    第1章

    東日本大震災で被災した東松島市の「希望」になったデンマーク.

    ◆デンマークのフレデリック皇太子来日/目的はただひとつ、被災者の激励

     宮城県議会議員 高橋宗也

    ◆東松島市の復興への歩み/デンマークとの絆で持続可能な「まちづくり」を目指す

     宮城県東松島市 復興政策部 復興政策課 復興政策係 係長 川口貴史

    【メッセージ】逆境を共に越える東松島にもたらされた希望

     フランツ=ミカエル・スキョル・メルビン元駐日デンマーク王国大使 ..

    ◆デンマークの伝統文化を地域産業に/東松島を刺繍の町にする「東松島ステッチガールズ」の挑戦

     東松島ステッチガールズ 代表 芳賀朋子

    〈活動の輪はこうして広がった〉「東松島ステッチガールズ」の生みの親 岡田美里さん


    第2章

    震災前の人々の暮らしを奏で、地震の教訓を伝える「TSUNAMIヴァイオリン」

    弦楽器製作者 中澤宗幸


    第3章

    被災地の支援活動に参加した学生や生徒たちの想い

    ◆学校法人東海大学

    「3・11生活復興支援プロジェクト」で学生たちが動いて生まれた木造の仮設住宅「どんぐりハウス」

     株式会社計画・環境建築 代表取締役会長 杉本洋文

     生活復興支援プロジェクト 初年度リーダー 下田奈祐

    ◆学校法人自由学園 

    十三浜への被災地訪問から10年経ち新しい交流へと姿を変化

     自由学園 学園長 高橋和也

     自由学園 女子部 教師 中川亞紀子

     自由学園 最高学部(大学部)准教授 咲花昭嗣


    第4章

    社員ひとりひとりが共感し復興支援活動を広げる

    ◆アンデルセングループ 

    被災地で焼きたてパンを提供する「サンライズプロジェクト」

     株式会社タカキベーカリー 生産本部 西本隆幸

    ◆公益財団法人井上バレエ団・スタジオアーキタンツ

    デンマークから芸術監督を招き 復興支援チャリティーの特別クラスを開催

     公益財団法人井上バレエ団 代表理事 諸角佳津美スタジオアーキタンツ プロデューサー 佐藤美紀

    ◆KDDI株式会社 

    被災地の悩みをICTで解決! 異業種「スマート漁業」の取り組み

     KDDI株式会社 ビジネスIoT推進本部 シニアエキスパート(地方創生担当)阿部博則 

     KDDI株式会社 ソリューション推進本部 DXソリューション部 1グループリーダー 福嶋正義

    ◆サントリーホールディングス株式会社 

    被災地に心の「水」を届ける「サントリー東北サンさんプロジェクト」

     サントリーホールディングス株式会社 コーポレートサステナビリティ推進本部 CSR推進部長 坪松博之

     サントリーホールディングス株式会社 コーポレートサステナビリティ推進本部 CSR推進部 榎悠里

    ◆大日本印刷株式会社(DNP)

    「社員食堂」を通じた被災地支援や社員による「現地ボランティア」を実施

     大日本印刷株式会社 サステナビリティ推進部 CSRグループ リーダー 佐藤淳

     大日本印刷株式会社 サステナビリティ推進部 CSRグループ 五十嵐哲

     大日本印刷株式会社 サステナビリティ推進部 CSRグループ 鈴木豊


    第5章

    公的な活動で被災地を応援、未来をつなぐ取り組み

    ◆安城市役所(愛知県)

    近代日本で「日本デンマーク」と呼ばれた安城市の被災地復興支援活動

     安城市総務部 資産税課 家屋係 杉山公俊

    ◆ふなばしアンデルセン公園(千葉県)

    アンデルセン童話で東松島市の子どもたちを笑顔に!

     公益財団法人船橋市公園協会 公園業務部 アンデルセン公園 子ども美術館 主幹 芸術美術担当 柴田孝行

     公益財団法人船橋市公園協会 公園業務部 アンデルセン公園 子ども美術館 館長 古川太一


    第6章

    デンマークで広がった支援の輪

    日本のために自分たちができること

     外務省職員 大城賀子

     東海大学 名誉教授 谷口聡人

    〈デンマークでの活動報告〉東日本大震災の追悼シンポジウム開催...

     2012年 月3日 コペンハーゲン大学にて /立教大学 経営学部 教授 尾崎俊哉


    第7章〈寄稿〉3・11から10年の復興メッセージ

    ◆復興に向けて力強く進もう ~デンマークからの応援を胸に~ 

     日本デンマーク協会 元会長 近藤誠一

    ◆被災地の復興に向け 人々を励ましてくれたフレゼリク王太子に感謝 

     早稲田大学 名誉教授 村井誠人

    ◆故・大村道明先生とおこなった東松島市とデンマークをつなぐ活動

     新潟食料農業大学 副学長 中井裕


    おわりに ......

     絆はより強く /ピーター・タクソイェンセン 駐日デンマーク王国大使

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    【取材・文】 野口武

    編集者・ライター。1977年新潟生まれ、埼玉県育ち。2000年東洋大学文学部英米文学科卒業。大学時代はバックパッカーとして旅をする。編集プロダクション・出版社に勤務し、ガイドブックなどの本を手掛ける。現在、編集プロダクションJET(ジェット)に所属し、多岐にわたる本の制作や取材に携わる。著書に、被災地支援を取材してまとめた『タオルの絆』(コープ出版)、しかけ絵本『はたらくくるまとまちをつくろう』(まる出版)、編集物に、国際児童図書評議会(IBBY)機関誌初の多言語版『ブックバード日本版』(マイティブック)などがある。

    【装丁画】 アネ=ソフィーィ・ヘリャ

    イラストレーター。1966年デンマーク生まれ。フランス人の母とデンマーク人の父のもと、幼いころに家族でルクセンブルグに移り住み、その後パリのアカデミー・シャルパンティエで美術を学ぶ。 現在、スタジオをデンマークのコペンハーゲンに構え、学校や美術館、図書館などで美術の指導を行いながら、出版社、雑誌、政府機関などさまざまなプロジェクトに携わっている。

    【日本デンマーク協会】

    日本デンマーク協会は、1930年から日本とデンマークの親善交流を図る団体。

    設立/1938年3月、総裁/常陸宮正仁親王殿下、会長/佐野利男、名誉会長/ピーター・タクソ‐イェンセン駐日デンマーク王国大使、宮川学駐デンマーク王国日本大使