「図書館の学校」冬号はセルビア国立図書館
マイティブック代表のまついきみこ連載「世界の図書館」が掲載されている図書館振興財団の季刊誌2024年冬号が発売されました。連載第51回はセルビアにある、セルビア国立図書館です。
セルビアの首都ベオグラード
バルカン半島の国といえばユーゴスラビア。チトー大統領やサラエボオリンピック…と、戦後昭和の社会教科書で学んだ世代(私)はきっとそう答えると思います。2003年にその名が消え、2006年に完全に消滅したユーゴスラビアですが、さまざまな困難を乗り越え独立した国々のその後の発展がとても気になります。マイティブック設立が2004年だから、そんなに昔でもないのですよね。バルカン半島の美しい国々に想いを馳せ、図書館情報を集めてみました。
すると図書館もいろいろ凄いものが出来ているようす。ん、そしてワインも美味しそう…。お酒好きにはたまらない魅力溢れる地域だわ。ということで、2024年8月から9月にかけ旧ユーゴスラビアの国々巡りを決めました。図書館取材は、セルビア、コソボ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、クロアチア、スロベニア。どこも最高のおもてなしで感動しました。図書館の学校は年4回、4年ほどバルカン半島の図書館紹介の記事が書ける!でも、さすがにそこまでひっぱれないので、ページ数増やして欲しいなあ…と思う次第です。
1回目はセルビアの国立図書館です。
複雑なヨーロッパの関係が浮かぶバルカン半島。特にユーゴスラビアの要でもあったセルビアの首都ベオグラードは街も大きい。負の遺産として保存されているNATOが攻撃したビルを見ながら平和ってなんだろうと考えてしまいます。
でも街は、2024年のパリオリンピックでテニスのジョコビッチ優勝という明るい話題もあって、どことなく楽しい雰囲気が街に溢れていました。その様子を含め、記事をぜひ読んでくださいね。
お隣のセルビア正教会
図書館と同じ公園にあるセルビア正教会。こちらも歴史を語れば1冊本が書けるかも。図書館を案内してくれたスタッフさんが「子どもの頃は駐車場で、ここからだんだん出来上がる様子が見れたよ。絶対行った方がいい」と教えてくれました。本当に美しい教会でした。
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